一日に一度は、ChatGPTを使ってこれ迄思っていた事を聞いている。何せ地方都市であるため、図書館が大きくなく（地方都市の割には文学の書籍は揃っている）建築関連の図書は本当に少ない。海外の建築家の作品を検索しても入手できない。
ならば、OpenAIという海外の会社が作成したChatGPTだから、海外の情報は豊富だと思ったからである。さて、今回のお題は「タリアセンウエスト以外でパッシブデザインの手法を取り入れた住宅を教えて欲しい」である。これを英文で問うたら以下の答えを得られた。
「
Yes, Frank Lloyd Wright designed many houses that incorporated passive design techniques, and Taliesin West is one of his most famous examples. However, since you have mentioned Taliesin West already, I can provide information about another house he designed that uses passive design strategies.
One such example is the Rosenbaum House, which was built in Florence, Alabama, in 1939 for Stanley and Mildred Rosenbaum. This house was designed with a range of passive design strategies to provide natural ventilation, daylighting, and thermal comfort.
The design incorporates large windows on opposite sides of the house to allow for cross-ventilation, which helps to cool the interior in the summer months. The windows also allow natural light to enter the house, reducing the need for artificial lighting during the day.
The house also features a flat roof, which is covered with a layer of gravel to help insulate the interior from heat gain. The roof overhangs are designed to provide shading in the summer months, which reduces the amount of direct sunlight entering the house. Additionally, the house is oriented to take advantage of the prevailing winds to provide natural ventilation and cooling.
In summary, the Rosenbaum House is an excellent example of how Frank Lloyd Wright used passive design techniques to create a comfortable and energy-efficient home.」
これを翻訳すると「
そうですね、フランク・ロイド・ライトはパッシブデザインの手法を取り入れた住宅を多く設計しており、タリアセン・ウェストはその代表的な例です。しかし、タリアセン・ウェストについてはすでに言及されているので、彼が設計したパッシブデザイン手法を採用した別の住宅について情報を提供することができます。
そのひとつが、1939年にスタンリー・ローゼンバウムとミルドレッド・ローゼンバウムのためにアラバマ州フローレンスに建てられた「ローゼンバウムハウス」です。この家は、自然換気、採光、熱的快適性を提供するために、さまざまなパッシブデザイン手法を用いて設計されています。
家の反対側に大きな窓を取り入れたデザインは、相互換気を可能にし、夏の間、室内を涼しくするのに役立ちます。また、窓から自然光を取り入れることで、日中の人工照明の必要性を減らしています。
また、フラットな屋根を採用し、その上に砂利を敷き詰めることで、室内の熱の侵入を防いでいます。屋根のオーバーハングは、夏場は日陰になるように設計されており、家に入る直射日光の量を減らすことができます。さらに、風を利用して自然な換気と冷却ができるよう、家の向きを工夫しています。
まとめると、「ローゼンバウム邸」は、フランク・ロイド・ライトがパッシブデザインの手法を用いて、快適でエネルギー効率の高い住宅を実現した優れた例と言えるでしょう。」
これが正しいか確認してみよう。因みにこの住宅の写真は以下の様である。
