ChatGPTで聞いてみた。

ChatGPTに以下の質問を行った。

「I would like to know the difference between passive design and passive house.」と。と言うのもどうも日本ではPassive houseをPassive Designを導入した住宅という方が多い。別に、どっちでも良かろうと思うが、僕はパッシブデザイン(当初はパッシブソーラーシステムと言っていたが)をかれこれ40年やって来たので、定義はかなりうるさい。

さて、答えをDeepLで翻訳すると(一部、戦略=手法に書き換えた)

「パッシブデザインとパッシブハウスは、どちらもエネルギー効率の高い建物設計の文脈で使われる用語ですが、微妙に異なる概念を指しています。

パッシブデザインとは、自然資源や太陽光、風、自然換気などの受動的な手段を用いて建物の暖房、冷房、照明などを行うことにより、建物のエネルギー消費と環境への影響を減らすことを目的とした一連の設計原則と手法のことを指します。パッシブデザインは、建物の向き、レイアウト、素材を最適化することで、これらの自然資源を活用し、アクティブな冷暖房や照明システムの必要性を最小限に抑えることに重点を置いています。

一方、パッシブハウスは、1990年代にドイツで生まれた建築構造に関する具体的な基準である。パッシブハウス規格は、建物が超省エネで快適かつ健康的であることを保証する厳格な一連の性能基準に基づいています。パッシブハウス規格を満たすには、気密性、断熱性、換気、冷暖房システムなどに関する特定の要件を満たす必要があります。パッシブハウス規格の目標は、一般的な建物に比べ、冷暖房に使うエネルギーを最大90%削減する建物を作ることです。

まとめると、パッシブデザインは建物のエネルギー消費を減らすことを目的とした一連の設計原理と手法であり、パッシブハウスは超省エネで快適かつ健康的な建物の性能基準を定めた建物建築の具体的な基準である。」との事であある。正しい。

なかなか、ChatGPTは優秀である。さて、何だか遊んでいるように見えるかも知れないが、英語での質問はかなり的確に答えてくれる事が分かってきた。

次は何をするかなのであるが、かなり課題を溜め込んでいるが、最初にチャレンジしたいのが、YouTube動画の解説内容の書き起こしである。

海外のシミュレーションソフトは、マニュアルは最小限に留め、使い方はYouTubeなどに動画として使い方をアップしてる例がある。一押ししているのが、ESP-rとVI-Suiteである。

ESP-rは日本語マニュアルを10年ほど前に出版しておるが、その時はGTK-2を使ってmakeしたバイナリを中心にしたものである。しかし、僕も気付いていたが、バージョンを重ねてくるとエラーを吐き始めた。X11ライブラリを使えば問題はない。

今ではGTKに関しては全く触れられす太古のX11が正式バージョンで生き抜いてきてる。ESP-rはもう40年以上、メンテナンスされているシミュレーションで現在もバージョンアップで多くの機能が追加されている。PDFのマニュアルもあるが、面白い使い方はYouTubeにアップされる。元々、英語が苦手(嫌いではないが)な僕には動画を見ながらメモを取る作業は苦行である。

もう一つ、VI-Suiteというソフトがある。これは凄いソフトでBlenderをモデル作成と制御に使い、EnergyPlus(温熱、光)、Radiance(光)、OpenFOAM(流れ)を使ってシミュレーションの実行、結果の表示を行うものである。これも、動画で使い方を説明しており、上述したように苦行である。

YouTube Summary with ChatGPTを使うことで、YouTubeの動画から内容を英語に書き起こすことが可能らしい。ならば、苦行が一挙に解決する。これは是非ともマスターしたい。

乞うご期待である。

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