Super Ascii(雑誌)

「Super ASCII」という雑誌は、アスキー出版社によって1990年から1998年にかけて発行されていた月刊誌であり、通巻96号が刊行されました。[1] この雑誌は、主にコンピュータやITに関する情報を提供していたようです。アスキー出版社が発行していた雑誌のだからこの名前が付いたのかも知れません。

なお、アスキー出版社は「月刊アスキー」というパソコン雑誌を発行しており、1977年から2010年までの33年間にわたって刊行されていました。[2] こちらもコンピュータやITに関する情報を提供していたため、「Super ASCII」という雑誌と重なる部分があるかもしれません。

この雑誌でLinuxとBSDOSが紹介されました。僕は安定的に動作するLinuxを選択し、動作させる事にしました。IBM-PCの互換機で動作するので、互換機が必要でした。しかし、貧困研究者でしたので、中々入手できません。

たまたま、火災報知機の誤動作で少し水の被ったCanon Axiというパソコンを頂戴した。このマシンにET4000というグラフィックカードを載せてLinuxを動作させた。本当に嬉しかった事を覚えている。何といってもワークステーションが目の前にあるのだから。日本語の環境はSONYの多分、ワークステーション事業に所属されている方からktermなどのソースコードをCD-ROMに焼いたものを売っていただき、インストールした。

かな漢字変換はCannaを使った。少しおバカではあるけど軽くて心地よかった。あれから、20数年経って未だに上手くはないけど使い続けている。

最近はWindowsにWSLが正式に導入されWindows上でLinux(色々選択できる)を利用できる。ご存じのようにmacOSもWindowsもファイルシステムが大文字、小文字を認識できないのでLinuxをはじめとするUNIX系のOS上で開発されたソフトウェアを簡単には移植できない。やはりUNIX系OSで利用するのがベストであると思われる。若い研究者の方々はLinuxは一般常識だと思って使って頂きたい。

上の画像はWindows11にWSLにubuntuを挿入しESP-rをソースコードからビルド、実行した画面です。ESP-rを使った計算結果は日本建築学会大会で発表している。

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