MacBook Air(M1)の環境構築(1)

色々、ソフトをインストールしてSSDの容量が危うい状態になったので、データのバックアップをとって、再度、macOS、アプリをインストールする事にした。これまで、初期化、完全インストールを行うにはOSのUSBを作成しUSBから起動する事で行っていたが、M1を搭載したMacBook Airでは違うので注意深く作業を行なった。この辺りはGoogleで検索すると詳説したページがあるので、初期化の過程は省略する。

ここでは、アプリのインストールを示しながら、研究に使える過程をできるだけ詳しく説明する。macOS(現在、Ventura13.4)のインストールが終了した時点では無償で提供されるようになったPages、Numbers、Keynoteはインストールされていない。これらは、App Storeからダウンロードしてインストールを行う。

現在は無償でと書いたが、かつてはあまり高価では無かったが有償だった。現在でも僕は持っているが、Mac版のOfficeより安価であったので購入した。実は、MacOS9用のOfficeは持っている。

Pagesで論文(日本建築学会大会論文梗概集a4 2ページ程度)を作成できるかを検証した。

問題なく作成でき、当然、PDFも出力できるので建築学会への提出は可能である。具体的な方法はブック(iBooks)で無償で公開されている「Mac用Pagesユーザーズガイド」をダウンロードして参考にすると機能が確認できる。

Pages、Numbers、KeynoteはMacばかりか、iPad、iPhoneで利用できる。同じ文章をiCloudを介する事で全ての端末で作成、校正ができるので便利この上ない。もちろん、Wordも可能であろうが、折角、無償で利用できるのは経済的にも助かる。特に数式はTeXの書式で入力し貼り付けが行えるのは有り難い。

図はTeXの式を本文中に挿入した例である。建築環境工学にある公式であれば問題はないと思う。今回はPagesの概要を日本建築学会の大会論文を中心に紹介した。今後、NumbersやKeynote、その他、僕がMacBook Airにインストールして論文作成に利用しているアプリを紹介する。

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